WEKO3
アイテム
スポーツ医学におけるNMRの応用 : MRIおよび31PNMRによる筋線維組成の非侵襲的解析
http://hdl.handle.net/2241/6008
http://hdl.handle.net/2241/6008e75a4e2b-13f1-4ff1-92f4-658a3da5318d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | Thesis or Dissertation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2007-07-25 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | ja | |||||
タイトル | スポーツ医学におけるNMRの応用 : MRIおよび31PNMRによる筋線維組成の非侵襲的解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||
タイプ | doctoral thesis | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
著者 |
久野, 譜也
× 久野, 譜也 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | A本研究の目的, 近年,健康の維持や疾病・障害の予防という観点から,スポーツ医学の重要性が認識されている.黒田はスポーツ医学の目指す方向として,1)発育期における問題,2)高齢者における問題,3)慢性疾患の運動適正の問題,4)スポーツ競技選手における問題を提示している.これらの課題を解決し,スポーツ医学を臨床各科に応用・発展させていくためには,運動が生体に及ぼす影響を解明し,理解していくことが重要となろう.全ての運動は,筋収縮によってなされる.しかしながら,呼吸・循環系の研究に比べ,これまで筋は非侵襲的な方法がないため,動物を用いた研究が多いのが特徴的であった.そして,1970年代の初めに筋生検がスポーツ医学にも導入され,ヒトについても多くの新しい知見が示されてきた.それらの知見を大きくまとめると,1)運動における子となる収縮特性と代謝特性を持つ筋線維,速筋線維(fast-twitch〔FT〕fiber)と遅筋線維(slow-twitch〔ST〕fiber)の働き,2)におよぼす加齢の影響などを挙げることができる.しかしながら,ヒトに対してこれらの知見を検討するためには筋生検が必要となる.そのため,子どもや女性あるいは運動中には実施しにくい,および繰り返し測定することは事実上難しいなどの問題点が存在する.さらに,これまでの伝統的な生化学的方法では,ヒト,動物いずれにしても組織の分離,抽出,精製などが行われるため,様々な調節の基にある生体の反応を完全に理解することは難しく,あるがままの状態で検討することの重要性が認められる.そして,筋生検あるいは動物実験により確認された知見を,実際的には侵襲的方法のため,応用されずにいるという問題が解決されないままにある.1980年代に入り,機器の進歩にともないこれらの要請に答える物理化学的手段として核磁気共鳴(nuclear magnetic resonance;NMR)法が生体についても非侵襲的な測定を可能とした.なかでも磁気共鳴影像法(magnetic resonance imaging;MRI)は,すでに臨床における検査法の中心の一つとして評価されている.しかしながら,診療で行われる臨床検査より,さらに非侵襲的な測定が望まれるスポーツ医学の領域において,これまでにNMR法を用いた研究はほとんどされていない.そこで本研究では,スポーツ医学,その中でも筋生理学に狙いを定め,NMRの応用を試みたものである.黒田が提示した焦点にあてた.トップアスリートを発掘するにあたって,さらにはトレーニング効果を検討するにあたって,筋線維組成(一つの筋群におけるFT線維とST線維が占める比率;%FT線維)の重要性が多くの研究によって明らかにされている.しかしながら,それを知るためには筋生検がともなうため実際的には活用されていない.それを解決することを目的にMRIと磁気共鳴分光法(magnestic resonance spectroscopy;MRS)により筋線維組成を非観血的に明らかにすることができるかどうかを検討した.第5章と6章では,トレーニング効果をNMRにより非侵襲的に評価できるかどうかについて,ヒト及び動物を用いてそれぞれ検討した.これらの有効性が確認されれば,子ども,女性あるいは一流アスリートなどを対象にすることが十分に可能となる一方,動物実験による基礎的検討も可能となり,NMR法がこの領域に果たす役割は非常に重要なものとなることが予想される. | |||||
言語 | ja | |||||
書誌情報 |
発行日 1992 |
|||||
関係URI | ||||||
関連タイプ | hasFormat | |||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/642213 | |||||
言語 | ja | |||||
関連名称 | 全文はOPACにあり | |||||
取得学位 | ||||||
学位名 | 博士(医学) | |||||
取得学位 | ||||||
学位名 | Doctor of Philosophy in Medical Sciences | |||||
学位授与大学 | ||||||
学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||
学位授与機関識別子 | 12102 | |||||
言語 | ja | |||||
学位授与機関名 | 筑波大学 | |||||
言語 | en | |||||
学位授与機関名 | University of Tsukuba | |||||
学位授与年度 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 1991 | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 1992-03-25 | |||||
報告番号 | ||||||
学位授与番号 | 甲第1013号 |