@phdthesis{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00008669, author = {豊田, 光雄 and Toyoda, Mitsuo}, month = {}, note = {わが国では、治山治水、都市用水および工業、農業用水などを確保するために多くのダムが築造されてきた。一般にダムと言えば、コンクリートで築造された重力ダムやアーチダムを思い浮かべることが多いが、自然に存在している岩石、土などを用いて築造するダムもあり、これはフィルダムと呼ばれている。日本ではコンクリートダムが多いが、世界的にみれば、フィルダムの方が圧倒的な割合を占めている1)。フィルダムの歴史は古く、日本では1000年以上の昔に弘法大師が築造したと言われる満濃池2)が有名であり、現在でも農業用水確保のために利用されている。その後築造されたフィルダムはほとんどがアースダムで、人力と牛馬で掘削、運搬してきた近在の土を締固めて築造されていた。戦後の復興期に入ると、発電、治山治水などを目的とした本格的なフィルダムの建設が始まった。1953年に竣工した石淵ダム3)は、上流面に鉄筋コンクリート版を敷設した表面遮水型のロックフィルダムである。当時はまだ大型の運搬車や締固め機械がなかったことから、トロッコなどで運び揚げた堅硬な岩石を高いところから落下して積み上げることによって堤体を築造しており、岩石同士のかみ合せ効果を利用して堤体の安定性が保たれている。 ・・・, 2003}, school = {筑波大学, University of Tsukuba}, title = {自動走査式RI密度測定技術の開発と粗粒材料への適用}, year = {2003} }