@phdthesis{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00008162, author = {江森, 英世 and Emori, Hideyo}, month = {}, note = {本研究では、数学の学習場面で展開されているコミュニケーションについて、の連鎖という視点から考察を行う。序章では、研究の意図、研究の目的、研究の課題、ならびに、論文の構成について述べる。 私たちは、学級という数学を学んでいるにもかかわらず、ともに学ぶとい経験がどれほど大切なのか、そして、ともに学ぶよさを活かすために教師は何をなすべきなのか、という問いに満足な回答を与えることができない。数字をともに学ぶという経験の必要性とよさは、社会的相互作用という概念によって説明が試みられているが、コミュニケーションへの参画によって学習者の思考がいかに変容されるのかという社会的相互作用そのもののメカニズムが究明されない限り、私たちは、ともに学ぶという経験の必要性とよさを理解できたとは言えない。社会的相互作用の有用性を自明視してしまう研究では、数学的に優れたアイデアが、数学的な表現を駆使した方法で、多くの学習者から自主的に出されるコミュニケーション活動はいかにすれば成立するのか、という問題として議論が展開されている。 ・・・, 2003}, school = {筑波大学, University of Tsukuba}, title = {数学学習におけるコミュニケーション連鎖の研究}, year = {2003} }