@techreport{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00027553, author = {大江, 秋津 and OE, Akitsu}, month = {Jun}, note = {企業合併に関する先行研究は、存続企業の立場に立った研究が多いが、本研究は、存続企業から消滅企業への技術知識移転を促進するメカニズムを、合併企業双方の立場に視点を切り替えることにより明らかにした。仮説は、組織学習と知識吸収能力理論の枠組み内で、取引費用理論とエージェンシー理論に基づいて構築した。分析は、特許データと市場データを用いて1996から2008年までの日本の化学企業の合併データを利用した。この結果、(1)存続企業から消滅企業を見た時、技術知識の関連性が低く、市場知識の関連性が高い企業と合併した場合と、(2)消滅企業から存続企業を見た時、技術と市場知識の関連性が高い企業と合併した場合に、技術知識移転が促進されることが明らかとなった。さらに、合併時に消滅企業がとる行動を説明する理論として、エージェンシー理論よりも、取引費用理論が適していることが明らかとなった。}, title = {合併における組織学習と技術知識移転}, year = {2012} }