@article{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00027095, author = {柴田, 政子 and SHIBATA, Masako}, journal = {国際日本研究, Journal of International and Advanced Japanese Studies}, month = {Mar}, note = {本稿では、公的教育の場としての歴史博物館の役割について検討し、展示と教育の関連や相互の影響について考察する。特に新自由主義政策の下では、様々な公的・準公的機関に対し、その存在理由を社会に説明する要求が高まっている。博物館も同様で、モノを陳列するだけではなく、その機能を広げ社会に対してその意義と役割を明示しよう、またすべきであるという意識の高まりが見られる。教育への貢献はその顕著な例であり、歴史的遺物や最新技術を並べて見せるだけではなく、来館者が情報を咀嚼し自らの解釈も引き出すことのできるような展示方法への工夫が多く見られる。如上のような社会的要請を受け、児童・生徒向けの教育・学習プログラムの開発がされている。しかし、歴史博物館での教育の方針や内容は、必ずしも学校での歴史教育との整合性が保たれているとは限らない。博物館の公的・私的性格、運営の形態、設立者・設立団体の理念、設立の政治的・時代的背景などにより、内容も方法も異なる。こうした視点に基づき、本稿では、特に第二次世界大戦に関わるヨーロッパの博物館・資料館での歴史教育のプログラムについて、内容とともにその発展の経緯や公教育との関連について分析し、歴史博物館の役割や意義について検討する。}, pages = {31--42}, title = {
博物館における第二次世界大戦の展示と歴史教育 : ヨーロッパの事例}, volume = {4}, year = {2012}, yomi = {シバタ, マサコ} }