@techreport{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00000239, author = {岩崎, 宏之 and Iwasaki, Hiroshi}, month = {}, note = {本研究領域は、近年急速な発展を遂げている情報科学の成果を援用して、琉球・沖縄の政治・社会・文化ならびに環東シナ海世界の地域間交流に関する実証的歴史研究を行なうことを目的とする。 平成4年の沖縄本土復帰20周年を迎えて首里城が復元され、また「海上の道」(東京国立博物館)、「大交易時代の琉球」(沖縄県立博物館)、「尚家継承文化財展」(沖縄県立博物館)などが相次いで開催されて多くの観客を集めるなど、沖縄の歴史や伝統文化への関心が著しく高まっている。この沖縄の歴史によせる人々の関心の高まりは、我々の予想をはるかに凌駕するものであって、琉球・沖縄に関する出版物も一挙に刊行された。沖縄学の先達柳田国男、折口信夫、柳宗悦が口を揃えて「沖縄の研究は将来日本学界の注目の的になるであろう」と述べたその時期が、いま到来したかの感すらある。 しかし、ブーム現象ともいえる沖縄の歴史への関心が本当に定着するためには、歴史研究のより一層の深化が必要とされる。琉球・沖縄の政治・経済・社会・文化の研究が必要なだけではない。沖縄は日本、中国、台湾、朝鮮半島、さらには東南アジアの諸地域を包む環東シナ海世界の要である。かつて沖縄は、東アジア世界における地域間交流の要、「万国之津梁」として繁栄した。沖縄をそのような国際社会のなかに位置付けて地域間交流の具体的様相を明らかにし、歴史的に考察すること、また東シナ海を取り囲む諸民族、いわゆるアジアニーズの歴史的変貌を明らかにすることは、とりわけ重要である。 ..., 文部省科学研究費補助金重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」(領域番号:110)(平成6年度-平成9年度)CD-ROM版研究成果報告書, 解説: 折りたたみ1枚(5p ; 12×13cm). ケース:高さ14cm,奥行き14cm,幅11cm, 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」総括班研究成果報告書(課題番号:06208102)のCD-ROM版報告書, 発行所: 文部省科学研究費補助金重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」総括班, 内容注記は(第1巻「CD-ROM版研究報告書の構成」による}, title = {沖縄の歴史情報 ~ 第2巻}, year = {1998} }