@techreport{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00000221, author = {小松, 香織 and Komatsu, Kaori}, month = {}, note = {本研究の目的は、近代オスマン海運の形成過程を分析することにより、オスマン帝国の資本主義的世界経済への従属的包摂にともなういくつかの問題点を明らかにすることである。具体的には、(1)海軍の商業海運への関与、(2)海運の自立を阻んだ外国汽船との競合、(3)海運事業をめぐるムスリム・トルコ系軍人・官僚と非ムスリム系資本家・官僚との対立の3点に的を絞った。(1)に関しては、オスマン帝国公文所(Basbakanlik Osmanli Arsivi)およびオスマン海軍文書(Deniz Muzesi Tarihi Arsivi)からオスマン海軍と官営汽船に関わる史料を抽出し、特に財政、経理関係文書を分析することによって、海軍の官営汽船経営の実態と、それがオスマン海運の発展を阻害していく構造を明らかにした(成果報告1.参照)。 ..., 科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 ~ 平成8-10年度 課題番号: 08610365}, title = {近代オスマン海運史研究}, year = {1999} }