@techreport{oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00000159, author = {渡辺, 照男 and Watanabe, Teruo}, month = {}, note = {動脈硬化とその合併症は日本を含め先進工業国における死亡原因の役半数を占め、人口の高齢化が急速に加速する中にあって、今や医学領域のみならず社会経済的にも最も重要な課題となっている。この動脈硬化の原因並びに発生病理については幾多の研究があり、多くの学説が提供されてきたが、現在のところ、動脈硬化の原因(しばしば危険因子と呼ばれる。)は多元的で、遺伝的並びに環境的因子が単独もしくは複合して作用することにより発症すると考えられている。これまでに多くの危険因子が同定されているが、その中にあってもっとも重視されているものとしてリポ蛋白代謝における遺伝的素因と食事性高脂血症があげられる。本研究ではまず遺伝的素因に強く影響されるリポ蛋白であるヒトリポ蛋白(a)[Lp(a)]の特異的構成成分であるアポ蛋白(a)[Apo(a)]と、最も重要な環境因子である食事性高脂血症の発生に重要なリポ蛋白リパーゼ(LPL)の遺伝子を導入した2つのトランスジェニックウサギ・モデルを開発する。次いでこれらのモデルを実用化しApo(a)並びにLPLのリポ蛋白代謝における生理機能と動脈硬化発生における役割を解明することを目的としている。 ..., 科学研究費補助金(基盤研究(A)(2))研究成果報告書 平成8-10年度 課題番号: 08557017}, title = {動脈硬化研究のためのトランスジェニックウサギ・モデルの開発}, year = {1999} }