2024-03-28T15:53:54Z
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/oai
oai:tsukuba.repo.nii.ac.jp:00045034
2022-04-27T09:16:36Z
3:62:5619:6320
重症下肢虚血に対する下肢動脈バイパス術後,2D Perfusion Angiographyを用いて末梢血流評価を行った1例
Sakamoto, Hiroaki
Hiramatsu, Yuji
米山, 文弥
佐藤, 藤夫
大坂, 基男
オオサカ, モトオ
坂本, 裕昭
サカモト, ヒロアキ
軸屋, 智昭
平松, 祐司
ヒラマツ, ユウジ
2D perfusionは手術室ハイブリッド装置付属のアプリケーションであり,可視的かつ定量的な血流評価が可能である.今回,下肢動脈バイパス術後の血流評価に2D perfusion angiographyを用い,その有効性を検討した.症例は49歳男性.右足趾の潰瘍を主訴に来院,重症下肢虚血の診断で入院となった.下肢血管造影検査では右前脛骨動脈・腓骨動脈が近位部で閉塞し,外科的血行再建術の方針となった.大伏在静脈をグラフトとして右膝窩–右足背動脈バイパス術,同時にショパール関節離断術を施行した.2D perfusion angiographyではカラーマッピングされた血流と各ファンクショナルパラメーターはいずれも改善を認め,術後2カ月で植皮術まで到達し踵部温存を得た.2D perfusion angiographyは下肢動脈バイパス術後の末梢血流を評価する検査として有用と考えられた。
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
2017
jpn
journal article
http://hdl.handle.net/2241/00150313
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/records/45034
10.11401/jsvs.16-00074
0918-6778
AN10399956
日本血管外科学会雑誌
26
1
9
12
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/45034/files/VS26_9-12.pdf
application/pdf
5.5 MB
2018-01-26