つくばリポジトリ(Tulips-R)とは?


学内の研究者なら誰でも、研究成果を無料で発信!

 つくばリポジトリは、筑波大学で生み出された研究・教育成果(学術論文・博士論文・研究報告書・教材など)を永続的に蓄積・保存し、インターネットを通してどなたでも無料にアクセスできるように公開する学術コンテンツデータベースです。学内の研究者の皆さんの業績の可視性が高まり、広く世間一般にアピールすることができます。

 

登録コンテンツのダウンロード件数をメールで毎月お知らせします

 一ヶ月のダウンロード件数を、コンテンツご提供者の皆さまにメールでお知らせしています。研究発表のモチベーションにつながります。

 メール配信停止を希望される方は、配信されたメール件名に「ダウンロード件数メール不要」とご記入の上ご返信ください。また、配信先メールアドレスを変更される場合は、 tr@tulips.tsukuba.ac.jp までご連絡ください。

 

つくばリポジトリのコンテンツの利用について

 つくばリポジトリに登録されているコンテンツの著作権は、執筆者、出版社(学協会)などが有します。

 つくばリポジトリに登録されているコンテンツの利用については、著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください。

 著作権に規定されている私的使用や引用などの範囲を超える利用を行う場合には、著作権者の許諾を得てください。ただし、著作権者から著作権等管理事業者(学術著作権協会出版者著作権管理機構など)に権利委託されているコンテンツの利用手続については、各著作権等管理事業者に確認してください。

 

筑波大学はオープンアクセス方針を採択しました(平成27(2015)11月)

 近年、大学は教育研究に携わるばかりでなく、その成果を公開する発信源として、学術情報伝達の即時性や公開範囲の拡大を図るよう求められています。

 筑波大学では、本学の社会貢献力の向上のみならず、大学ブランド力の強化としてもこれを重視し、平成272015)年1119日に筑波大学オープンアクセス方針を採択いたしました。

 これまでも著者の許諾を得た研究成果を公開しておりましたが、今後は本方針により、学術雑誌に掲載された論文等については、「つくばリポジトリ」に登録してインターネット上で公開することが原則となります。

 

リポジトリ関係規則

※参考:電子図書館システムへの登録に関する実施要項(平成2041日附属図書館長決定)
 

リポジトリにコンテンツを登録しよう


対象コンテンツ

 筑波大学で行われた教育・研究から生まれた学術的成果が対象になります。具体的には、学術雑誌掲載論文、紀要論文、報告書(科学研究費補助金、学内プロジェクト等)、テクニカルペーパー、学会発表スライド、授業教材、学位論文などです。

 お手持ちのコンテンツが登録できるかどうか不安な場合は、リポジトリ担当にお尋ねください。

 

提供にあたってのご注意

 電子ファイルをお持ちの場合も、お持ちでない場合も、コンテンツにその情報を付与してお送りください。
※情報……コンテンツの種類(学術雑誌掲載論文・研究成果報告書・学位論文など)、タイトル、著者、出版社、掲載ページ、出版年、キーワードなど

 

電子ファイルをお持ちでない場合

 下記の様式にご記入いただいたものとともに、冊子や抜き刷りなど紙媒体のものを学内メールなどでお送りください。図書館でスキャン・電子化いたします。 

共著者許諾様式(和文) / Coauthor's agreement form (English Ver.)

 

 なお、平成24年度までに学位取得した博士学位論文の場合は、図書館に納本されたものをスキャンいたしますので、紙媒体のものをお送りいただく必要はありません。

 

電子ファイルをお持ちの場合

 電子メールによる送信と、Webブラウザからのアップロードの方法があります。

  •  登録方法1: 電子メールによる送信
 tr@tulips.tsukuba.ac.jpへファイルを添付したメールをお送りください。ファイルサイズの上限は約3MBです。
  •  登録方法2: Webブラウザから専用サーバへのアップロード
 こちらのWebフォームからご送信ください。

【学位論文・紀要論文限定】DOI(Digital Object Identifier)を交付します

 Digital Object Identifier(以下DOI)は、コンテンツの電子データに付与される国際的な識別子であり、電子コンテンツに長期間アクセスできるようになるための仕組みです。ブラウザ等に入力するとコンテンツの所在情報(URI)に変換されるので、これを用いてコンテンツにリンクを張ることでリンク切れを防ぐことができます。業績情報の把握や参考文献リスト作成に便利です。
 つくばリポジトリでは2016年3月以降、一部コンテンツにDOIを付与することができるようになりました。ご希望の方は登録の際にお申し出ください。

対象コンテンツ:
  • 本学紀要掲載論文
  • 博士学位論文(本文)
つくばリポジトリでのDOIの形式:
 http://doi.org/10.15068/[当館での登録番号]
※下線部が筑波大学を示すID(プレフィックス)です。

※つくばリポジトリにコンテンツを登録すると自動的に付与されるhandleも、DOIと同じように恒久的なアクセスを保証するものです。これらの識別子の登録機関(Registration Agency)は世界に10機関あり、DOIはJapan Link Center(JaLC)によって、handleはCorporation for National Research Initiatives(CNRI)によってそれぞれ管理・付与されます。
※参考:The DOI System
 

著作権処理にご注意ください


公表済み論文を掲載する前に、著作権譲渡契約内容をご確認ください

 論文を雑誌に投稿する著者の皆さんは、多くの場合、刊行元の出版社や学協会と「著作権譲渡契約」を結んでいます。刊行元は論文をコピー(複製)し大量頒布するため、著作権を持っている必要があるのです。そして、リポジトリも出版社や学協会と同様、著作権保持者の許諾なしにコピー(複製)・サーバーへアップロード・インターネットでの公開(公衆送信)を行うことはできません。

 そのため、すでに雑誌等で公表されている論文をつくばリポジトリへ登録される場合は、刊行元の出版社や学協会に対する確認手続きが必要になることがあります。その手続きや次項で説明する「著作権ポリシー」が明示されていない場合は、電子メールなどで刊行元にお問い合わせください。

 

著作権ポリシー(copyright policy)とは

 刊行元の出版社や学協会が定める、論文の公開許諾の条件・方針のことです。

 著作権ポリシーは多くの場合、出版社や学協会のWebサイトに掲載されています。登録できる「版(version)」や公開期間に制限が生じるものがありますので、リポジトリ登録の際はご確認ください。

 エルゼビアやシュプリンガーなどを含む海外大手出版社や学協会の多くは、著者が機関リポジトリから自著論文を公開することを認めています。また、学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJでは日本国内の学協会の、SHERPA/RoMEOでは海外出版社・学協会の著作権ポリシーの情報を調べることができます。

 

登録できる「版(version)」に制限がある場合

 多くの場合、論文の版は「著者版」「出版社版」で区別されます。

  • 【著者版(author version)】
 著者が手元に持っている原稿そのものです。著者がジャーナルに投稿した後、著者版は査読や出版社とのやりとりを経て校正がなされていき、その中でも「査読前論文(pre-print)」「査読後論文(post-print)」「著者最終稿(final version)」といった名称が付される場合があります。
 海外の出版社や学協会などの多くは、著者最終稿を機関リポジトリに登録することを認めています。論文がジャーナルに掲載された際には著者最終稿をつくばリポジトリに登録されることをおすすめします。

 

  • 【出版社版(publisher version)】
 著者版をもとに、出版社が自社やジャーナルのロゴを入れて商品とした版です。学術雑誌や電子ジャーナルに掲載され、多くの読者が閲覧します。
 出版社版を機関リポジトリに登録することを認めている出版社や学協会も一部存在します。また、著者がAPC(原稿出版加工料)を出版社に支払い、ゴールドオープンアクセスを選択することで初めて出版社版の利用が許可される場合もあります。


 著作権ポリシーは5種類に大別することができ、SHERPA/RoMEOSCPJではGreenBlueなど5色に色分けして表現します。

 Green、Blue、Yellowに該当するものは、機関リポジトリへの登録が可能です。

分類オープンアクセス方針 
Green 査読前論文・査読後論文どちらでも掲載を認める 
Blue査読後論文のみ掲載を認める 
Yellow査読前論文のみ掲載を認める 
White掲載を認めない 
Gray(SCPJのみ)方針が未定、もしくは無回答 

公開猶予期間(embargo)がある場合

 一部の出版社や学協会では、出版後一定期間が経過するまでは、機関リポジトリなどで同一論文を公開することを認めない場合があります。これを公開猶予期間(エンバーゴ、embargo)と呼びます。

 3ヶ月間、6か月間といった短期間のものから、48ヶ月間の公開猶予期間を設けているジャーナルなどがあり、その実態はさまざまです。

 つくばリポジトリには登録したコンテンツを指定期日に公開する機能がありますので、お預かりした論文を、公開猶予期間を守って公開します。

 

それでも不安な場合は……

 つくばリポジトリ担当者(下記)にお問い合わせください。

 

附属図書館情報企画課リポジトリ担当

TEL: 029-350-2470
  E-mail: tulips-r@tulips.tsukuba.ac.jp

 

関連リンク



オープンアクセス関連

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著作権について

機関リポジトリデータベース

  • 機関リポジトリ一覧(国立情報学研究所 > 学術機関リポジトリ構築連携支援事業)
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  • CiNii Articles:日本の学術論文情報を検索できるサービス
  • CiNii Dissertations:日本の博士論文を検索できるサービス
  • OAISter:世界中の機関リポジトリで公開された研究成果を検索できるサービス
  • Google Scholar:Web上の学術情報を検索できるサービス

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